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std::multiset<Key,Compare,Allocator>:: emplace_hint

From cppreference.net

template < class ... Args >
iterator emplace_hint ( const_iterator hint, Args && ... args ) ;
(C++11以降)
(constexprはC++26以降)

コンテナに新しい要素を、可能な限り hint の直前の位置に近い場所に挿入します。

キーとマップされた値のコンストラクタは、関数に提供された引数と全く同じ引数で呼び出され、 std:: forward < Args > ( args ) ... によって転送されます。

イテレータおよび参照は無効化されません。

目次

パラメータ

hint - 新しい要素が挿入される位置の前を指すイテレータ
args - 要素のコンストラクタに転送される引数

戻り値

挿入された要素へのイテレータ。

例外

何らかの理由で例外がスローされた場合、この関数は何も効果を持ちません( strong exception safety guarantee )。

計算量

一般的にはコンテナのサイズに対して対数的ですが、新しい要素が hint の直前に挿入される場合は償却定数時間です。

関連項目

(C++11)
要素をその場で構築する
(公開メンバ関数)
要素を挿入する またはノード (C++17以降)
(公開メンバ関数)