std::experimental::ranges:: Swappable, std::experimental::ranges:: SwappableWith
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ヘッダーで定義
<experimental/ranges/concepts>
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||
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template
<
class
T
>
concept
bool
Swappable
=
|
(1) | (ranges TS) |
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template
<
class
T,
class
U
>
concept
bool
SwappableWith
=
|
(2) | (ranges TS) |
Swappable<T>
コンセプトは、型
T
の左辺値が交換可能であることを指定します。
SwappableWith<T, U>
コンセプトは、
T
と
U
でエンコードされた型と値カテゴリの式が
互いに交換可能であることを指定します。
SwappableWith<T, U>
は、
ranges::
swap
(
t, u
)
の呼び出しによって
t
と
u
の値が交換される場合にのみ満たされます。
つまり、
t
と等しい別個のオブジェクト
t2
と
u
と等しい別個のオブジェクト
u2
が与えられたとき、
ranges::
swap
(
t, u
)
または
ranges::
swap
(
u, t
)
のいずれかを評価した後、
t2
が
u
と等しく、
u2
が
t
と等しくなります。
等価性保存
式は、等しい入力が与えられた場合に等しい出力をもたらす場合、 equality preserving であると言います。
- 式への入力は、そのオペランドで構成されます。
- 式からの出力は、その結果と、式によって変更されたすべてのオペランド(存在する場合)で構成されます。
等価性を保持することが要求されるすべての式は、さらに stable(安定性) が要求されます:同じ入力オブジェクトに対するそのような式の2回の評価は、それらの入力オブジェクトに対する明示的な変更がない限り、等しい出力を持たなければなりません。
特に明記されていない限り、 requires式 で使用される各式は、等価性を保存し安定していることが要求され、式の評価は非定数オペランドのみを変更できます。定数オペランドは変更してはなりません。