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atomic_signal_fence

From cppreference.net
定義済みヘッダー <stdatomic.h>
void atomic_signal_fence ( memory_order order ) ;
(C11以降)

同じスレッドで実行されるスレッドとシグナルハンドラ間の非アトミックアクセスおよび緩和アトミックアクセスに対して、 order で指示されたメモリ同期順序を確立します。これは atomic_thread_fence と同等ですが、メモリ順序付けのためのCPU命令は発行されません。 order が指示する通り、コンパイラによる命令の並べ替えのみが抑制されます。例えば、releaseセマンティクスを持つフェンスは、読み取りまたは書き込みが後続の書き込みを超えて移動するのを防ぎ、acquireセマンティクスを持つフェンスは、読み取りまたは書き込みが先行する読み取りより前に移動するのを防ぎます。

目次

パラメータ

order - このフェンスによって実行されるメモリ順序

戻り値

(なし)

参考文献

  • C17規格 (ISO/IEC 9899:2018):
  • 7.17.4.2 atomic_signal_fence関数 (p: 204-205)
  • C11規格 (ISO/IEC 9899:2011):
  • 7.17.4.2 atomic_signal_fence関数 (p: 279)

関連項目

メモリ順序依存の汎用フェンス同期プリミティブ
(関数)
C++ documentation for atomic_signal_fence