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std::filesystem:: is_other

From cppreference.net
ヘッダーで定義 <filesystem>
bool is_other ( std:: filesystem :: file_status s ) noexcept ;
(1) (C++17以降)
bool is_other ( const std:: filesystem :: path & p ) ;
(2) (C++17以降)
bool is_other ( const std:: filesystem :: path & p, std:: error_code & ec ) noexcept ;
(3) (C++17以降)

指定されたファイルステータスまたはパスが other タイプのファイルに対応するかどうかをチェックします。つまり、ファイルは存在しますが、通常ファイルでもディレクトリでもシンボリックリンクでもありません。

1) 次と等価: exists ( s ) && ! is_regular_file ( s ) && ! is_directory ( s ) && ! is_symlink ( s )
2,3) 次と同等: is_other ( status ( p ) ) または is_other ( status ( p, ec ) ) にそれぞれ対応。

目次

パラメータ

s - チェックするファイルステータス
p - 検査するパス
ec - エラー状態を格納するエラーコード

戻り値

true が返されるのは、 p で示されるファイル、または s で示される型が通常ファイル、ディレクトリ、シンボリックリンク以外を参照している場合である。それ以外の場合は false が返される。例外を投げないオーバーロードでは、エラーが発生した場合に false が返される。

例外

noexcept でマークされていないオーバーロードは、 メモリ確保に失敗した場合に std::bad_alloc をスローする可能性があります。

2,3) OS API呼び出しが失敗した場合、 std:: error_code & パラメータをOS APIエラーコードに設定し、エラーが発生しなかった場合は ec. clear ( ) を実行します。

関連項目

(C++17) (C++17)
ファイル属性を決定する
シンボリックリンクのターゲットをチェックしてファイル属性を決定する
(関数)
ファイルタイプとパーミッションを表す
(クラス)
ファイルステータスが既知かどうかをチェックする
(関数)
指定されたパスがブロックデバイスを参照しているかチェックする
(関数)
指定されたパスがキャラクターデバイスを参照しているかチェックする
(関数)
指定されたパスがディレクトリを参照しているかチェックする
(関数)
(C++17)
指定されたパスが名前付きパイプを参照しているかチェックする
(関数)
引数が通常ファイルを参照しているかチェックする
(関数)
(C++17)
引数が名前付きIPCソケットを参照しているかチェックする
(関数)
(C++17)
引数がシンボリックリンクを参照しているかチェックする
(関数)
(C++17)
パスが既存のファイルシステムオブジェクトを参照しているかチェックする
(関数)
ディレクトリエントリが その他 のファイルを参照しているかチェックする
( std::filesystem::directory_entry の公開メンバ関数)